役職/部長
氏名/大西 毅尚 |
所属学会 認定医等 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医 泌尿器ロボット支援手術プロクター 日本ロボット外科学会専門医(Robo-Doc Pilot 国際B級) 医学博士 |
専門領域 |
泌尿器科全般 泌尿器癌 泌尿器腹腔鏡手術 |
役職/部長
氏名/芝原 拓児 |
所属学会 認定医等 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 泌尿器腹腔鏡技術認定医 日本泌尿器内視鏡学会 医学博士 |
専門領域 |
泌尿器科全般 副腎外科 泌尿器腹腔鏡手術 |
役職/副部長
氏名/舛井 覚 |
所属学会 認定医等 |
日本泌尿器科学会専門医・指導医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医 泌尿器ロボット支援手術プロクター(副腎・腎尿管) |
専門領域 | 泌尿器科全般 泌尿器腹腔鏡手術 小児泌尿器 腎移植 |
役職/医師
氏名/田端 勇作 |
所属学会 認定医等 |
日本泌尿器科学会 |
専門領域 | 泌尿器科全般 |
役職/医師
氏名/鈴木 駿 |
所属学会 認定医等 |
日本泌尿器科学会 |
専門領域 | 泌尿器科全般 |
当科では泌尿器疾患全般を扱っておりますが、特に泌尿器悪性腫瘍治療に力を入れています (小児泌尿器疾患や男性不妊など専門性の高い場合、および上部尿路結石の内視鏡手術は、当院では対処困難のため専門施設を紹介させていただきます)。
当科の特徴としましては、泌尿器腫瘍の主な疾患(副腎腫瘍、腎癌、腎盂尿管癌、前立腺癌、膀胱癌)に対する手術は、そのほとんどを腹腔鏡手術で行っており、低侵襲な治療ができることが上げられます。
当科には2人の泌尿器腹腔鏡技術認定医が在籍しておりますので、安全に腹腔鏡手術を受けていただくことができ、癌の根治性を保ちながら、腹腔鏡手術の利点である、出血量減少、術後の疼痛軽減、入院期間の短縮、早期の社会復帰が実現されています。
(前立腺全摘術、腎部分切除術および腎盂形成術は手術支援ロボット:ダヴィンチXを用いたロボット支援腹腔鏡手術を行っております。)
また標準治療に加えて、より効果的で安全かつ低侵襲な治療法の探求も行っており、学会発表、論文発表にも積極的に取り組んでおります。(学会、論文発表を参照ください)。
通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。同意には文書による同意と口頭による同意があります。
臨床研究のうち観察研究(たとえば患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究)については、国が定めた倫理指針に基づき、
必ずしも対象となる患者さんから直接同意を得るとはかぎりませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。
このような手法を「オプトアウト」といいます。研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、担当医までお知らせください。
当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。
何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
1.NCDに登録する情報の内容
2018年4月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。
NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
2.登録する情報の管理・結果の公表
登録する情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」、「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、
「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
3.登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。
なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。
一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ (http://www.ncd.or.jp)
副腎腫瘍
ホルモン異常、高血圧などで発見されることが多く、内分泌内科、循環器内科、放射線科と協力し診断にあたります。ホルモン産生腫瘍や癌の疑いがある場合は腹腔鏡手術で摘除します。
腎がん
手術適応のある場合は、ほぼすべての症例に対し腹腔鏡手術を行っています。また4cm以下の腎腫瘍に対しては、腎機能温存の観点から、ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術を行っています。
転移があり進行がんの場合は、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤などでの治療を行います。
膀胱がん
筋層まで浸潤していない膀胱がん(筋層非浸潤性膀胱がん)の場合、内視鏡手術と再発予防効果を期待して膀胱内生理食塩水持続洗浄(Onishi T et
al.BUJ Int.2017)やBCG膀胱内注入療法を行います。
筋層まで浸潤しているがん(筋層浸潤性膀胱がん)の場合、標準治療は膀胱全摘除術ですが、膀胱温存の希望があり、 当科の温存プロトコールに適応したかたには、抗癌剤治療と内視鏡手術を組み合わせた膀胱温存治療も行っています(Onishi
T et al. Urol Oncol. 2021)。 抗癌剤の効果が不十分のかたや、治療後に筋層浸潤性膀胱がんが再発したかたは、すみやかに膀胱全摘除術に移行しますので、治療のタイミングを逸することなく膀胱温存の可能性を追求できると考えています。
また、膀胱全摘除術が必要なかたでも、尿路変向に自排尿型の新膀胱造設を行うことで患者さんのQOL向上を目指しています(がんの場所などで適応外となることもあります)。
手術は基本腹腔鏡手術で行い、出血量の大幅な減少、疼痛軽減、入院期間短縮など低侵襲な治療ができております。
転移のある尿路上皮癌に対しては、抗癌剤や免疫チェックポイント阻害薬での治療を行います。
腎盂尿管がん
診断には画像診断に加え、必要時は尿管ファイバーも使用し、より確実な診断を行います。
手術は主に後腹膜鏡下手術で行っています。
膀胱がん同様、手術不能な転移性の尿路上皮癌に対しては抗癌剤や免疫チェックポイント阻害薬での治療を行います。
前立腺がん
PSAの値が高い、MRIで癌の疑いがあるなど、前立腺癌が疑われるかたに対して、前立腺針生検を施行します。 病期により根治的手術、放射線療法、ホルモン療法を行います。 手術療法として、2012年県下で最初に腹腔鏡下前立腺全摘術を導入し、また2019年1月からは手術支援ロボット(ダヴィンチX)を用いたロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術を行っています。 これにより、尿禁制回復までの期間短縮などの点でさらなる手術成績の向上がみられております。
去勢抵抗性前立腺癌(ホルモン治療が効かなくなった状態)に対しては、新規ホルモン薬や外来での抗癌剤治療を行います。
前立腺肥大症
薬物治療で効果がないかたに対しては、経尿道的前立腺核出術(TUEB)を行います。 従来のTURis-Pに比べて、出血量が少なく、入院期間も短くなっています。
2022年の総手術件数は489件でした。(ESWL含まず)
副腎の手術 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
腹腔鏡手術 | 5 | 3 | 1 | 1 | 7 |
腎癌、腎盂尿管癌の手術 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
根治的腎摘除術 | 開腹手術 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
腹腔鏡手術 | 17 | 9 | 12 | 11 | 7 | |
ロボット支援手術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | |
腎部分切除術 | ロボット支援手術 | 10 | 14 | 22 | 12 | 21 |
腎尿管 全摘除術 |
開腹手術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
腹腔鏡手術 | 14 | 14 | 11 | 19 | 8 |
膀胱癌の手術 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
経尿道手術 | 171 | 161 | 142 | 189 | 150 | |
膀胱全摘除術 | 開腹手術 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
腹腔鏡手術 | 7 | 8 | 7 | 7 | 8 |
前立腺癌の手術 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
ロボット支援手術 | 58 | 87 | 103 | 102 | 93 | |
腹腔鏡手術 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
前立腺肥大症の手術 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
経尿道手術 | 46 | 36 | 55 | 49 | 40 | |
開腹手術 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【学会発表】
●2010年
・98回日本泌尿器科学会総会(盛岡)
表在性膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術単独治療の臨床的検討
大西毅尚、加藤学、保科彰
・60回日本泌尿器科学会中部総会(金沢)
当院における進行性腎癌に対する分子標的薬の使用経験
佐々木豪、大西毅尚、保科彰
●2011年
・99回日本泌尿器科学会総会(名古屋)
当院における臨床病期D2前立腺癌患者の生存予後因子
佐々木豪、大西毅尚、保科彰
・61回日本泌尿器科学会中部総会(名古屋)
当院における系統的12か所前立腺生検結果と前立腺全摘標本との比較検討
佐々木豪、大西毅尚、保科彰、矢花正
・25回日本泌尿器内視鏡学会総会(京都)
泌尿器科腹腔鏡技術認定医のいない施設において施行された体腔鏡下腎尿管全摘術の手術経験
大西毅尚、佐々木豪、保科彰
・米国泌尿器科学会(106th Annual meeting of American Urological Association , Washington DC)
The benefit of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection in non-muscle invasive bladder cancer
Onishi T, Sasaki T, Hoshina A
・国際泌尿器科学会(31st Congress of Societe Internationale d’Urologie, Berlin, Germany)
Nadir Prostate Specific Antigen (PSA) level and Time to PSA Nadir Following Primary Androgen Deprivation Therapy Are the Early Survival Predictors for Prostate Cancer Patients with Bone Metastasis
Sasaki T, Onishi T, Hoshina A
・世界泌尿器内視鏡学会(29th World Congress of Endourology and SWL ,Kyoto, Japan)
Clinical Outcome of Retroperitoneal Laparoscopic Nephroureterectomy Performed by an Inexperienced Surgeon for Renal Pelvis and Ureter Cancer
Onishi T, Sasaki T, Hoshina A
●2012年
・100回 日本泌尿器科学会総会(横浜)
進行性尿路上皮癌に対する間欠的化学療法の検討
大西毅尚、佐々木豪、保科彰
●2013年
・101回 日本泌尿器科学会総会(札幌)
進行性前立腺癌患者におけるMAB療法後Time to PSA nadirが無増悪生存期間に与える影響
佐々木豪、大西毅尚、保科彰
・筋層浸潤性膀胱がんに対するネオアジュバント化学療法+2nd TUR-Btによる膀胱温存療法の検討
大西毅尚、芝原拓児、佐々木豪、保科彰
・国際泌尿器科学会(33st Congress of Societe Internationale d’Urologie , Vancouver, Canada)
Neoadjuvant Chemotherapy Followed by Second Transurethral Resection is a Treatment Choice for Bladder Preservation Therapy in Selected Patients with Muscle-invasive Bladder Cancer
Onishi T, Sibahara T, Sasaki T
・The Benefit of Intermittent Chemotherapy for Advanced Urotherial Cancer
Onishi T, Sibahara T, Sasaki T
●2014年
・102回 日本泌尿器科学会総会(神戸)
・伊勢赤十字病院における導入初期腹腔鏡下前立腺全摘除術の手術成績
-恥骨後式前立腺全摘除術との比較検討-
大西毅尚、芝原拓児、伊藤哲之
・64回日本泌尿器科学会中部総会(名古屋)
タキソール・カルボプラチン療法が奏功している膀胱Mucinous carcinomaの1例
東 真一郎、舛井覚、芝原拓児、大西毅尚
●2015年
・国際泌尿器科学会 (35st Congress of Societe Internationale d’Urologie , Melbourne, Australia)
Efficacy of ethinylestradiol re-challenge for metastatic castration resistant prostate cancer
Onishi T, Sibahara T, Masui S, Sugino Y, Sasaki T
●2016年
・欧州泌尿器科学会(31st European Association of Urology annual congress. Munich,Germany)
Randomized controlled study of the efficacy and safety of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection of the treatment of non-muscle invasive bladder cancer
Sugino Y, Onishi T, Shibahara T, Masui S, Sasaki T
・米国泌尿器科学会(111th Annual meeting of American Urological Association, San Diego)
Randomized controlled study of the efficacy and safety of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection of the treatment of non-muscle invasive bladder cancer
Onishi T, Sugino Y, Shibahara T, Masui S, Sasaki T
・104回 日本泌尿器科学会総会(仙台)
筋層非浸潤性膀胱がん早期再発予防における経尿道的膀胱腫瘍切除術後持続膀胱洗浄の有用性
大西毅尚、杉野友亮、舛井覚、芝原拓児
・当院における腎盂尿管がんに対する腎尿管全摘除術の検討
芝原拓児、杉野友亮、舛井覚、大西毅尚
・66回日本泌尿器科学会中部総会(四日市)
当院における腹腔鏡下膀胱全摘除術の初期経験
杉野友亮、大西毅尚、芝原拓児、舛井覚
・30回日本泌尿器内視鏡学会総会(大阪)
手術困難が予想される症例に対する腹腔鏡下前立腺全摘除術の検討
大西毅尚、杉野友亮、舛井覚、芝原拓児
・当院における腹腔鏡下腎部分切除術の初期経験
芝原拓児、杉野友亮、舛井覚、大西毅尚
●2017年
・米国泌尿器科学会(112th Annual meeting of American Urological Association, Boston)
The benefit of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection in high grade non-muscle invasive bladder cancer-a single center randomized prospective study
Onishi T, Shibahara T, Uchida K, Sasaki T
・105回 日本泌尿器科学会総会(鹿児島)
当院における腹腔鏡下膀胱全摘除術の初期経験-開腹手術との比較検討
小西栄、芝原拓児、杉野友亮、西井正彦、大西毅尚
・31回日本泌尿器内視鏡学会総会(徳島)
腹腔鏡下後腹膜肉腫摘除術時に膵損傷をきたし鏡視下用スポンジを置き忘れた1例
芝原拓児、西井正彦、大西毅尚
・ESWL後に発症し治療に苦渋するも腎摘を回避できた腎膿瘍の1例
小西栄、芝原拓児、西井正彦、大西毅尚
●2018年
・欧州泌尿器科学会(33st European Association of Urology annual congress. Copenhagen,Denmark)
Continuous saline bladder irrigation after transurethral resection is an alternative prophylactic strategy for the patients with non-muscle-invasive bladder cancer
Onishi T, Sekito S, Shibahara T, Uchida K, Sasaki T
・米国泌尿器科学会(112th Annual meeting of American Urological Association, San Francisco)
A combination of preoperative membranous urethral length and postoperative bladder neck angle is a reliable predictive factor for early recovery of urinary continence after laparoscopic radical prostatectomy
Sekito S, Shibahara T, Onishi T
・106回 日本泌尿器科学会総会(京都)
術前膜様部尿道長と術後膀胱頸部角度の組み合わせは腹腔鏡下前立腺全摘除術後の早期尿禁制回復の有用な予測因子である
大西毅尚、芝原拓児、関戸翔
・当院におけるニボルマブの初期経験の検討
芝原拓児、関戸翔、大西毅尚
●2019年
・107回 日本泌尿器科学会総会(名古屋)
膀胱全摘除術拒否症例に対する抗癌剤+経尿道的膀胱腫瘍切除術での膀胱温存の可能性
大西毅尚、寺邊隆史、芝原拓児、関戸翔
・欧州泌尿器科学会(34st European Association of Urology annual congress. Barcelona,Spain)
・米国泌尿器科学会(113th Annual meeting of American Urological Association, Chicago)
Conservative management following non-invasive down-staging with neoadjuvant chemotherapy for muscle-invasive bladder cancer patients refusing radical cystectomy
Onishi T, Sekito S, Terabe T, Shibahara T
●2020年
・108回 日本泌尿器科学会総会(神戸:オンライン発表)
当院における転移性腎癌に対するニボルマブ、イピリニマブ併用療法の初期経験の検討
芝原拓児、寺邊隆史、関戸翔、大西毅尚
・欧州泌尿器科学会(35st European Association of Urology annual congress. Amsterdam,Nederland) オンライン開催
Non-invasive down-staging after transurethral resection of bladder tumor plus systemic chemotherapy is an optimal selection criteria for bladder-sparing strategy in muscle-invasive bladder cancer
Onishi T, Sekito S, Terabe T, Shibahara T
Biparametric magnetic resonance imaging findings combined with prostate specific antigen density is a reliable factor to diagnose clinically significant prostate cancer
Sekito S, Onishi T, Terabe T, Shibahara T
・米国泌尿器科学会(114th Annual meeting of American Urological Association, Washington DC) オンライン開催
Prediction for primary non-muscle invasive bladder cancer recurrence and progression probabilities in patients treated with continuous saline bladder irrigation after transurethral resection
Onishi T, Sekito S, Terabe T, Shibahara T
●2021年
・35回日本泌尿器内視鏡学会総会(横浜:オンライン発表)
当院における無阻血ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術の検討
芝原拓児、岡本尭、梶原進也、大西毅尚
●2023年
・111回 日本泌尿器科学会総会(神戸)
External validation of pentafecta in patients undergoing laparoscopic radical cystectomy: results of a low-volume center
Takehisa Onishi, Minori Nakatani, Ryuki Matsumoto, Takuji Shibahara
・欧州泌尿器科学会(38st European Association of Urology annual congress. Milano, Italy)
A prospective randomized study comparing short-time with long-time continuous saline bladder irrigation after transurethral resection in non-muscular invasive bladder cancer
Takehisa Onishi, Minori Nakatani, Ryuki Matsumoto, Takuji Shibahara
●2024年
・112回 日本泌尿器科学会総会(横浜)
A prospective randomized study comparing short-time with long-time continuous
saline bladder irrigation after transurethral resection in non-muscular
invasive bladder cancer
Takehisa Onishi, Minori Nakatani, Sota Inaba, Ryuki Matsumoto, Takuji Shibahara
・欧州泌尿器科学会(39st European Association of Urology annual congress. Paris, France)
Feasibility and oncological outcome of patients achieving non-invasive downstaging after transurethral resection of bladder tumor plus systemic chemotherapy for bladder preservation strategy in muscle-invasive bladder cancer
Takehisa Onishi, Sota Inaba, Takuji Shibahara, Yusuke Sugino, Takahiro Inoue, Manabu Kato, Takahiro Kojima
【論文発表】
●2010年
1.大西 毅尚、加藤 学、保科 彰
過活動膀胱に対する第二世代抗コリン剤切り替え投与法の有効性および安全性に関する検討.
新薬と臨床,2010. 374-380
2. Kato M, Onishi T, Hosina A, Yabana T
Successful treatment with paclitaxel/carboplatin chemotherapy in advanced adenocarcinoma of the urinary tract producing carcinoembryonic antigen, carbohydrate antigen 19-9 and carbohydrate antigen 125.
Urol Int. 2010 84(1), 116-118
3. Onishi T, Kato M, Hosina A
Glomus tumor of the hypoplastic kidney
Int J Urol. 2010 17(7):677-8
4. Iwamoto Y, Onishi T, Hoshina A, Sugimura Y
Successful conservative treatment of pediatric renal trauma and inferior vena caval thrombosis.
. Eur J Pediatr Surg. 2010 Sep;20(5):345-7.
●2011年
1. Sasaki T, Onishi T, Hoshina A.
Fistula between the external iliac artery and the body of an ileal conduit
Int. J Urol. 2011.18 260-261
2.Onishi T, Sasaki T, Hoshina A. Yabana T
Continuous Saline Bladder Irrigation after Transurethral Resection Is A Prophylactic Treatment Choice for Non-muscle Invasive Bladder Tumor
Anticancer Res. 2011. 31:1471-1474
3.Sasaki T, Onishi T, Hoshina A.
Nadir Prostate specific antigen (PSA) level and time to PSA nadir following primary androgen deprivation therapy are the early survival predictors for prostate cancer patients with bone metastasis
Prostate cancer and prostatic disease. 2011. 14:248-252
●2012年
1.Onishi T, Sasaki T, Hoshina A
Intermittent chemotherapy is a treatment choice for advanced urothelial cancer
Oncology, 2012. 21:50-56
2.Sasaki T, Onishi T, Hoshina A Cut off value of time to prostate specific antigen nadir is inversely correlated with disease progression in advanced prostate cancer
Endocrine related Cancer. 2012. 19:725-730
●2013年
1.Sasaki T, Onishi T, Hoshina A.
Urinary retention caused by a urethral cystine stone in a 10-month-old infant.
Pediatr Emerg Care. 2013 29 (7):831-2
2.Sasaki T, Onishi T, Hoshina A. Yabana T
Ewing's sarcoma(ES)/primitive neuroectodermal tumor(PNET) arising from the adrenal gland: a case report and literature review.
Tumori. 2013 May-Jun;99 (3):e104-
●2014年
1.Onishi T. Sasaki T
The utility of combination of prostate spesific antigen (PSA) nadir level and time to PSA nadir following androgen depression therapy as a reliable progression factor in advanced prostate cancer.
JSM Clin. Oncol. Res.2014. 2 (2)
●2015年
1.Sasaki T, Onishi T.
Pretreatment plasma fibrinogen level is an independent survival predictor in renal cell carcinoma.
Oncol Res Treat. 2015; 38 (7-8):374-8
●2016年
1. Onishi T, Shibahara T, Masui S, Sugino Y, Higashi S, Sasaki T.
Efficacy of Ethinylestradiol Re-challenge for Metastatic Castration-resistant
Prostate Cancer.
Anticancer Res. 2016 Jun;36(6):2999-3004.
●2017年
1.Onishi T , Sugino Y, Shibahara T, Masui S, Yabana T, Sasaki T Randomized controlled study of the efficacy and safety of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection for the treatment of non-muscle invasive bladder cancer
BJU international 2017. Feb;119(2):276-282.
2. 杉野友亮、大西毅尚、芝原拓児、舛井覚、矢花正、伊藤哲之
当院における腹腔鏡下膀胱全摘除術の初期経験
-開腹膀胱全摘除術との周術期・術後成績の比較検討-
泌尿器外科、2017年30(7)、1143-1148
●2018年
1.Onishi T, Sekito S, Terabe T, Shibahara T
A Combination of Findings Obtained from Pre- and Postoperative Imaging Predict Recovery of Urinary Continence After Non-nerve-sparing Laparoscopic Radical Prostatectomy
Anticancer Res 2018. 38(9):5525-5530.
2.Onishi T, Sekito S, Terabe T, Shibahara T, Katsunori Uchida, Takeshi Sasaki
The role of continuous saline bladder irrigation after transurethral resection in patients with high-grade non-muscle-invasive bladder cancer
Scand J Urol 2018 ;52(5-6):385-388
●2019年
1. Sho Sekito, Takehisa Onishi, Takashi Terabe, Takuji Shibahara
Successful management of a fistula between an external iliac artery and an ileal conduit with endovascular embolization and vascular bypass
Int J Urol case report 2019 15(3):5-7
●2021年
1.Onishi T, Sekito S, Shibahara T, Yabana T
Impact of noninvasive down-staging after transurethral resection of bladder tumor plus systemic chemotherapy on bladder-sparing strategy in patients with muscle-invasive bladder cancer
Urol Oncol. 2021 Feb;39(2):132.e1-132.e6
2. Sho Sekito , Takashi Terabe , Takuji Shibahara, Takehisa Onishi
Usefulness of Biparametric Magnetic Resonance Imaging Combined With Prostate Specific Antigen Density in Pre-biopsy Detection of Clinically Insignificant Prostate Cancer
Anticancer Res 2021 Apr;41(4):2183-2186.
3.Yusuke Sugino 1, Takeshi Sasaki 1, Manabu Kato 1, Satoru Masui 1, Kouhei Nishikawa 1, Takashi Okamoto 2, Shinya Kajiwara 2, Takuji Shibahara 2, Takehisa Onishi 2, Shiori Tanaka 3, Hideki Kanda 3, Hiroshi Matsuura 3, Takahiro Inoue
Prognostic Effect of Preoperative Psoas Muscle Hounsfield Unit at Radical Cystectomy for Bladder Cancer
Cancers (Basel). 2021 Nov 10;13(22):5629.
●2022年
1.Okamoto T, Kajiwara S, Sekito S, Shibahara T, Onishi T
Neonatal adrenal hemorrhage presenting as an acute scrotum: A case report
on the rare presentation of right adrenal hemorrhage and contralateral
left scrotal hematoma
IJU Case Rep. 2022 Jun 16;5(6):427-430.
●2023年
1.Onishi T, Sekito S, Kajiwara S, Shibahara T
Simple and reliable predictive factor for early recovery of urinary continence
after non-nerve sparing robot-assisted laparoscopic radical prostatectomy.
J Robotic Surg. 2023 Jun;17(3):1077-1083
●2024年
1.Sekito S, Onishi T, Takashi Okamoto, Takashi Terabe, Kajiwara S, Shibahara
T
Predictive factors for extracapsular extension of prostate cancer to select candidates for nerve-sparing radical prostatectomy
Indian Journal Surgical Oncology published on line March 2024