![]() 役職/副部長
氏名/浦和 尚史 |
所属学会 認定医等 |
日本内科学会 日本肝臓学会 日本消化器科学会 |
専門領域 | 肝臓病 |
![]() 役職/副部長
氏名/濱岡 志麻 |
所属学会 認定医等 |
日本内科学会認定内科医 日本肝臓学会専門医 日本門脈圧亢進症学会 日本消化器病学会 |
専門領域 | 肝臓病 |
専門疾患に対して積極的な治療を心掛けています。
C型慢性肝炎に関しては、全国的にもウイルス除去率90%を超えました。
当科でも抗ウイルス薬(経口薬)によるインターフェロンフリーの治療を積極的に取り入れ、平成25年9月以降、経口薬によるウイルス除去治療総導入数約300例のうち、治療完遂後の再燃はわずか2例と非常に良好な治療効果が得られています。
最近では、副作用もほとんどなく、2~3か月間での治療が可能となっています。
B型肝炎に関しては、核酸アナログ製剤、インターフェロンの導入も考慮し、できる限りHBs抗原の低下を目指す治療を行っています。
また、急性増悪を来した場合も速やかに対処するよう努めています。
肝細胞癌に対しては、肝動脈化学塞栓術、ラジオ波焼灼術により治療を目指すと共に、治療後も再発の早期発見に努めています。
ウイルス性肝炎(B型・C型)を原因とする肝細胞癌が主となっていますが、近年、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を原因とする発病も目立っており、脂肪肝のカロリーコントロールと共に定期的に画像診断を行う事も重視しています。
その他、急性肝炎、慢性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、特発性門脈圧亢進症、ウイルソン病等、場合によっては他科との連携もとりながら診療を行っています。
肝臓病教室の開催により患者教育を行うと共に、研究会等にも積極的に参加し、現在の治療、今後導入される治療に関する知識を深め、患者一人一人に適した治療を提供できるように努力しています。