医療を受ける患者さんの意思を尊重し、尊厳や人権に十分配慮し、職業倫理指針と臨床倫理指針に従って良質な医療を提供します。

職業倫理指針

私たちは、
１．赤十字の精神に則り、患者さんの命と健康、尊厳を守ります。
２．いかなる差別もせず、公平で開かれた医療を提供します。
３．患者さんが最大の恩恵を受けられるよう、患者中心の医療を行います。
４．患者さんのプライバシー、個人情報を守ります。
５．質の高い医療を提供するため、自己研鑽に努めます。
６．互いに尊重し、協力してチームとして患者さんに向き合います。
７．地域の健康を守ることで、社会に貢献していきます。

臨床倫理指針

１．関係法規、ガイドラインを遵守し、診療を行います。
母体保護法を遵守します。
胎児診断、生殖補助医療（人工授精、体外受精、顕微授精、凍結解凍胚等）に関わるガイドラインを遵守します。
臓器移植に関わる法規を遵守します。

２．患者さんの尊厳、人権に関わる以下の問題等については、倫理コンサルテーション委員会、倫理委員会において審議します。
安楽死、尊厳死、延命治療などの生命の尊厳に関わる問題　
知的障害や認知症などで法的判断が困難な患者さんの治療に関わる問題
医療を受ける人々の信仰，信条に関わる問題

３．臨床研究については倫理委員会、治験審査委員会において審議し、未承認新規医薬品、適応外医薬品等を用いた医療の提供については未承認新規医薬品等評価委員会において審議、また高難度新規医療技術、適応外医療技術等を用いた医療の提供については高難度新規医療技術等評価委員会で審議し、最終的には運営会議において決定します。