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東日本大震災に対する当院の対応

東日本大震災 第4班 救護活動報告

【派遣期間】 平成23年 3月28日~3月31日  
【活動場所】 宮城県石巻市内
【班員編成】
 班長 藤井 幸治(外科)
 看護師長 青木 恵津子(救急外来)
 看護師 吉田 由佳(南6病棟)
 看護師 豊田 直美(救命病棟)
 主事 森 慶喜(薬剤部)
 主事 柴原 卓彦(放射線科)
 こころのケア 中井 茉里(神経科)
 調整員 栢原 良(経理課)

【活動内容】

平成23年 3月28日(月)

 三重県支部第4班として、伊勢赤十字病院救護班が、東日本大震災の救護のために出発した。
メンバーは、医師1名、看護師長1名、看護師2名、主事3名、調整員1名の計8名体制。
 津なぎさ町から高速船でセントレア空港へ。今回もANAグループの渡航協力により、無償でセントレア空港より秋田空港へ。秋田県支部の協力により、倉庫から必要資機材・食料を救急車とパジェロに積み込む。
秋田自動車道、東北自動車道を経由して石巻赤十字病院に到着。
石巻赤十字病院災害本部へ到着後、明日の活動内容の確認を行い、救護エリア7を担当することになった。

平成23年 3月29日(火)

 石巻赤十字病院にて、エリア幹事リーダーの藤沢湘南台病院他とミーティング後、救護所(湊小学校)へ出発。
 湊小学校到着後、救護所は2階家庭科室にあり、診察室・薬剤物品・待合等の設営を行った。
9:10~14:10 受診者61名、巡回者1名
9:10に診療開始し12:00に受付を打ち切るが、13:50を過ぎても受診希望者あり。 診療内容は、処方、血糖検査、インフルエンザ検査、巡回者1名には点滴(抜針は、看護協会派遣看護師に依頼)

平成23年 3月29日(火)【院内支援 17:00~24:00】

北杜市塩川病院チームとともに黄色・緑色エリア担当
受診者88名(黄色エリア 15名、緑色エリア 73名、内入院5名)
内容:点滴、検査(採血、X-P、CT)、処置

平成23年 3月30日(水)

7:20 エリア幹事リーダー松江赤十字病院と打ち合わせ
8:00 救護エリア2 専修大学体育館倉庫
   (24時間体制救護所)
    救護所内は香川県支部のdERUが展開されていた。
石巻市立病院チームとともに救護所にて診療
臨床心理士1名と看護師1名は専修大避難所にて心のケア
8:00~16:00 受診者 58名
16:45 石巻日赤災対本部に報告
17:00 秋田に向けて出発
22:50 宿舎に到着

平成23年 3月31日(木)

8:30 秋田県支部に到着 秋田県支部倉庫の物資を仕分け
    (薬品・食料・日用品に分類し在庫数確認、救急車・パジェロの資機材補充)
12:00 秋田空港出発
16:00 伊勢赤十字病院到着

【感想】

交通手段の確保や物資の調達等の、みなさまのご支援のおかげで救護活動を行うことができました。
ありがとうございました。

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