病 棟 | 部 署 紹 介 |
3P病棟 | 3P病棟は産科、婦人科、腫瘍内科、眼科、整形外科の病棟です。 【産科】 当院は地域の周産期医療センターとしての機能があります。出産を迎えるまで長く入院を強いられる妊婦さんもいらっしゃいますが、一人ひとりが大切な人生の瞬間を迎えられるようにサポートしています。また、当院はNICUもあり協働しておりますので、出産後も安心していただける環境にあります。 2023年度より外来・病棟一元化に向けた取り組みをしています。同じ助産師が入院前・入院中・退院後と継続して関わることで、安心感と信頼を提供できるよう努めています。 【腫瘍内科、眼科、整形外科、婦人科】 混合科の病棟ではありますが、眼科の患者さんには眼の良い状態が長く保てるように、退院後の生活指導に力を入れています。腫瘍内科の患者さんには、他職種や医療チームと協働しながら患者さんのご家族の方々の思いに寄り添えるよう努めています。また、整形外科(4G)病棟のバディ病棟として、主にリハビリ期にある整形外科患者さんも入院されています。少しでもADL(日常生活自立度)が上がるようにサポートしています。婦人科の患者さんには、手術や化学療法・放射線治療が安心して受けられるように看護ケアを行っています。 |
3G病棟・ 3G HCU |
3G病棟は、結核モデル病棟を含む34床と1類2類感染症各2床を含む病棟です。 主として、呼吸器内科・感染症内科の患者さんが入院します。平成29年10月から内科患者対象のHCUが4床併設されました。(令和2年4月から休床) 平成30年1月からはナースエイドの夜勤も行っており、夜間のケアも丁寧に患者さんに行っています。 結核患者さんが入院する病棟ですので、N95マスク着用していますが、笑顔で仲良く働いています。 |
脳卒中センター (3Y病棟・SCU) |
3Y病棟とSCUは脳神経外科、脳神経内科の病棟です。病床数は3Y病棟で60床、SCUの6床をあわせて66床となります。この2病棟を脳卒中センターといいます。 当院は三重県下で一番脳卒中の患者搬送が多い病院です。地域の中でこの病院は大切な最後の砦となっています。脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血、頸椎や腰椎の手術の患者さんが多いです。医師以外にも薬剤師、理学療法士、医療ソーシャルワーカーと協力し、患者さんやご家族が安心して安全な療養生活を送ることができるように、努力しています。 新人からベテランの看護師が患者さんとご家族の立場に立って考え、こころのこもった看護を提供していくために毎日頑張っています。 |
3B1病棟 | 3B病棟は、肝臓・消化器を中心とした内科病棟と(3B1)、小児病棟(3B2)の2部署がひとつのナースステーションを共有しています。 患者さんが安全・安心・安楽に治療を受けていただけるよう、ふたつの病棟が応援体制をとり、協力し合って頑張っています。 3B1病棟は、肝臓・消化器を中心とした内科病棟です。化学療法や内視鏡的治療・検査などの患者さんが入院してみえます。安全に治療・検査が受けられ、安心して入院生活を送って頂けるように、日々チームでカンファレンスを行ない、より良いケアを検討しています。 高齢の患者さんは、ベッド上で過ごす期間が長くなると、足腰が弱ってしまい、自宅へ退院できないことが時々あります。病状が安定したら、トイレ歩行を促し、住み慣れた自宅へ退院していただけるように看護しています。また、がんサポートチームや在宅支援看護師、社会福祉士など他職種と協力して、患者さん、ご家族が望まれる、よりよい治療や痛みに対するケア、在宅療養が受けられるように支援しています。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、患者さんの思いに寄り添う看護ができるようにスタッフで協力し合いながらケアを行なっています。 |
3B2病棟 | 3B2病棟は、おもに新生児から思春期までの子どもを対象とした病棟です。伊勢志摩南勢地区唯一の小児病棟として24時間入院を受け入れています。そのため、気管支炎や胃腸炎など急性期の小児疾患に加え、腎疾患や糖尿病などの慢性疾患、さらには外科・整形外科・耳鼻咽喉科など手術を目的とした入院など多岐にわたる疾患を対象としています。病棟の出入り口はオートロックとなっており、感染防止や連れ去り防止など子どもたちを守るためのセキュリティシステムを導入しています。私たち看護師は、入院中の子どものストレス緩和や不安軽減に努めるとともに、お子さまの入院という不安に直面したご家族にも寄り添えるような看護を心がけています。また、子どもの成長・発達に合わせたかかわりをもち、NICUスタッフや他の医療チームと協働して安心・安全・安楽に療養生活を過ごしていただけるように努めています。 |
NICU/GCU | 新生児集中治療室(NICU)は早産や低出生体重、呼吸障害、黄疸などの病気の赤ちゃんを対象に集中治療を行う特殊な部門です。 また症状が改善した赤ちゃんは同じ部屋にある回復治療室(GCU)で家族のもとに帰るまで、継続して治療を受けることが出来ます。 地域周産期母子医療センターのNICUとして、自院だけでなく地域の周産期医療施設からのハイリスク新生児の受け入れを行っております。 NICUは9床(3対1)、GCUは6床(6対1)の看護体制です。身体は小さくとも大事な生命を後遺症なく成長発達していくために、スタッフ一丸となってケアに取り組んでいます。最近はファミリーセンタードケアに沿った母子にやさしいケア提供を目指して取り組んでいます。 なお、現在GCUは閉鎖しております。 |
4P病棟 | 4P病棟は、耳鼻科・腎臓内科の混合病棟で、一部を緩和ケア病床として運用しています。 各科がそれぞれ専門性を追求し、より良い看護を目指しスキルアップしています。 耳鼻科患者さんは、手術や化学療法・放射線治療が安心して受けられるように看護ケアを行います。 腎臓内科の腹膜透析患者さんであれば、在宅でスムーズに腹膜透析が行えるように指導し、血液透析患者さんには内シャント造設後の管理や、食事管理・生活習慣など透析導入がスムーズに行えるように患者さんとの会話を大切にしながら関わらせていただいています。 緩和ケア病床では、患者さんの尊厳を大切にし、患者さんとご家族の方のご希望を尊重しながら、その人らしく過ごしていただけるように支援します。 日々多くの患者さんが入退院するため多忙な毎日ですが、やりがいのある職場です。 患者さんの立場になり、安心安全に入院生活が過ごせるようにスタッフ全員で協力し頑張っています。 |
4G病棟 | 4G病棟は、整形外科と泌尿器科の病棟です。 毎日手術を受ける患者さんを受け入れている周術期を支える病棟の一つです。 部署では、4つのチームに分かれて患者さんのケアを行います。私たちは患者さんが治療に向かっている時期、痛みが伴っている時期、リハビリを頑張っている時期など、それぞれの時期に患者さんにとってどのような支援が必要であるかをチームで検討し、ベストなケアが出来るように努力しています。 高齢の方も多数入院されており、認知症やせん妄ケアにも力を入れています。転倒等で骨折された患者さんの二次骨折を防ぐために、骨折リエゾンチームでの活動も行っています。リハビリ・骨密度測定・栄養改善・薬剤投与・指導など多職種で協力し頑張っています。 私たちの職場には、様々な年代のスタッフがいますが、皆で協力し合い仕事をしています。日々多くの患者さんが入院・退院をされ、多忙な日もありますが、患者さんとその後家族が安心安全に入院生活を送れるようスタッフ全員で頑張っています。 |
4Y病棟 | 4Y病棟は、循環器内科と呼吸器外科・心臓血管外科、歯科の病棟です。三重県南部の救急救命医師・高度先進医療を一手に担う病棟の中で、私たちは大切な役割をはたしています。急に発症する心筋梗塞や大動脈の解離など、緊急治療がおこなわれた患者さん、慢性心不全で入退院をくり返す患者さんや心臓カテーテル検査や定期手術の患者さんまで、様々な患者さんの看護をしています。 病棟の自慢はチームワークがよいところです。医師や薬剤師などと協働し、患者さんやご家族の安心・安全であると思える看護をおこなえるように日々、努力しています。「笑顔で、心のこもった看護をしよう」をモットーにし、スタッフ全員が力を合わせて頑張っていきたいと思っています。 |
4B病棟 | 4B病棟は外科・乳腺外科・形成外科・皮膚科の病棟です。多くの周術期の患者さんを受け入れており、慌ただしい日もありますが、患者さんが安心、安全に過ごしていただけるよう全力で看護を提供しています。日に日に回復し元気になられる患者さんの姿を見ると、私たちスタッフも励まされます。
対象診療科の特徴として、人工肛門を造設患者さんには、皮膚・排泄ケア認定看護師と共に装具を考え、乳癌術後患者さんには、がん看護専門看護師やリンパ浮腫セラピストと共に看護介入するなど、スペシャリストと協働することも多くあります。病棟として大切にしていることは、患者さんとそのご家族に対する意思決定支援を行い、安心して早期社会復帰できるよう取り組むことです。 病棟内は3つのチームに分かれていますが、チーム間で連携しながら業務調整を行い、丁寧かつスピーディに日々の業務を行っています。なんと言っても、スタッフ同士が大変仲良く、楽しい職場ということが自慢です。 |
MPU | MPU(Medical Psychiatry Unit)は、日本でも数少ないタイプの精神科病床で、身体科治療と精神科治療を並行して行う、三重県唯一の精神科身体合併症治療に特化した病棟です。 県全域の精神科や総合病院から入院相談があり、患者さんを受け入れています。身体科主治医・精神科主治医(第二主治医制)・精神科の知識や技術のある看護師、精神保健福祉士、公認心理師、薬剤師、リハビリテーション課のセラピストなどが協力して、精神症状や疾患をお持ちの方が、滞りなく身体的治療を受けていただけるように体制を整えています。 精神症状が強いときに、人は自身のセルフケアが行えず、混乱と強い恐怖の中で過ごすことになります。安心して身体治療を受けられることはもちろん、十分に身体の状態や治療について理解できるよう、ご家族や支援者を含めた丁寧な説明を心掛け、意思決定支援を行えるようにしています。時には大変なこともありますが、家族のような仲良しチームで乗り切っています! |
5P病棟 | 5P病棟は血液内科と糖尿病内科・一般内科の病棟です。血液内科は抗がん剤を使用した化学療法が中心で、骨髄移植や臍帯血移植を受ける患者さんも入院しています。治療は、入退院を繰り返しながら長期間に及びます。身体的のみならず心理的、社会的なストレスを抱えている患者さんやご家族の不安が少しでも軽減し、安心して入院生活を送って頂けるよう、多職種と連携を取りながら、看護を実践しています。 糖尿病教育入院では、医師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士・歯科衛生士・看護師それぞれが、専門的な立場からよりよい療養生活への支援を行っています。また重症下肢動脈閉塞の患者さんには、患者さんの生活を守る事を目標に、血行再建術や下肢のケアを他職種と共に実践しています。 5P病棟では、2名の看護師がペアになり検温や処置を行うパートナーシップナーシングを取り入れています。新人看護師からも「心強い」「先輩の処置や検温を見て勉強になる」と好評です。すぐに相談できる看護師がいることで、患者さんにとっても安心・安全なケアの提供に繋がっています。 |
5G病棟 | (※現在、休床中です) 5G病棟は緩和ケア病棟として運用しています。スタッフは、患者さんの尊厳を大切にし、患者さんとご家族の方のご希望を尊重しながら、その人らしく過ごしていただけるように支援します。専門職が連携し、患者さんの身体的苦痛や気持ちのつらさの軽減に努め、穏やかな時間を過ごしていただけるように、日々カンファレンスをしながらケアを提供しています。様々な工夫を凝らし、お誕生日会や季節の行事なども行っています。 病棟は、ご家族の方との時間も大切にしていただけるように、談話室やファミリーキッチン、家族待機室を備えています。 症状が安定したら、住み慣れたご自宅へ戻って過ごしていただけるように、地域との連携を図っています。また、ご家族の休息のためのレスパイト入院や、急な症状悪化にも迅速に対応できるように努めています。 |
救急病棟 | 救急病棟は、4対1の特定病棟(12床)と、7対1の一般病棟(18床)があります。救命救急センターの一部であり、夜間の入院を中心に24時間、緊急入院を受け入れています。 特定病棟には、急性期の脳卒中や急性心筋梗塞、重症外傷、重症敗血症などの集中管理が必要な患者さんが入院します。また、一般病棟には、全科の患者さんが入院されます。 特定病棟と一般病棟で患者さんの特徴は異なりますが、どちらも突然の入院で環境の変化が生じることは同じであり、身体的ケアとともに不安の軽減に努めています。また、ご家族に対しても同じように精神的支援に努めています。 夜間、多い時には12人程の入院がありますが、新人からベテランナースまで協力し合って働いています。また、新人には、指導者や支援者が手厚く指導してもらえる体制を導入しています。 様々な患者さんと関わるため、多岐にわたる看護知識や技術が必要となりますが、様々な経験ができるのも救命病棟の特徴です。さらに、集中ケア認定看護師や救急看護認定看護師、フライトナースなど、専門的知識を備えた看護師が多数所属しているので、様々な知識を学んでいただけます。 |
救急外来 アンギオ室 |
救命救急センターは、救急外来、アンギオ室、救急病棟に分かれています。救急外来では、軽症患者から重症患者まで幅広く診療を行っています。循環器疾患や脳血管疾患を中心に、外傷や様々な疾患を受け入れています。アンギオ室(血管造影室)では、動脈、静脈から細い管(カテーテル)を挿入し、造影剤を使って血管を撮影します。この検査によって、動脈瘤やがん細胞、血管の狭窄等の大きさや位置を確認することができます。またこれらの病変に対して血管塞栓物質やステントを用いた治療(IVR)も行われています。2012年2月から三重県ドクターヘリの事業が開始され、当院はドクターヘリの基地病院として屋上ヘリポートにドクターヘリが待機し要請に備えています。ドクターヘリに医師と同乗し診療の介助を行なうフライトナースの育成も行っています。また、急性・重症患者看護専門看護師も所属し、緊急度や重症度の高い患者さんへの看護やご家族への支援、医療スタッフ間の調整を行ない、急性期医療の質の向上に努めています。 救急外来を受診された患者さんが少しでも早く社会復帰できるよう、様々な研修を受講することで知識・技術を磨き、資格取得にも取り組んでいます。また、医師や看護師、検査技師や社会福祉士など様々な職種が連携をして患者さん中心の医療を心がけています。 |
外来 (外来ゾーン、 総合処置室、 化学療法室、 内視鏡室、 放射線科) |
外来部門は外来ゾーン、総合処置室、化学療法室、内視鏡室、放射線科に配置され約90名の看護スタッフが働いています。糖尿病療養指導士、アフェレーシスナース、輸血看護師、アドバンス助産師など、スペシャリストが各々のパワーを発揮させています。更に緩和ケア、リエゾンチームなど専門的ケアの提供ができる体制をとり、医師、技師など様々なスタッフと共に協力しながら、安全で親切な医療を提供出来るよう取り組んでいます。 当院の外来は、1日に約1000人の患者様が受診されています。診療報酬の改定や在院日数の短縮に伴い、治療の場は入院から在宅へと移行し、重症患者さんの通院も増え、ニーズも複雑化していますが、私たちは笑顔と愛嬌とチームワークで患者さんや家族の「一人ひとりを大切にした」ケアが提供できるように頑張っています。 |
患者支援センター ・入院支援部門 ・退院支援部門 ・ケアサポート |
患者支援センターの看護部門は、入退院支援部門・ケアサポート・総合相談の3つに分かれています。 入退院支援部門は、入院が予定された患者さんに対して、入院生活や入院後の治療過程をイメージして入院医療を受けていただけるように支援しています。さらに、患者さんやご家族が退院に向け納得できる意思決定をし、困難なく安心して退院できるよう、患者さんの入院前の情報と入院中の状態を把握し、医師や病棟看護師、他の医療従事者と連携し退院に向けた支援を行っています。 入院中に行われる治療や入院生活に関するオリエンテーションなどの説明だけでなく、栄養状態や褥瘡に関する危険因子の評価、患者さんの身体的・精神的・社会的な背景についての情報把握と支援の必要性の評価を行います。内服中の薬剤の確認については薬剤師、介護福祉サービスの問題については医療ソーシャルワーカーに介入を依頼し、必要な支援を多職種で円滑に行えるような体制をとっています。 入院中の支援により、退院後の生活への影響が最小限となり、よりよい生活につなげられるよう、患者さんを中心に、必要な医療(訪問診療、訪問看護等)・福祉サービス等をつなぎ、みんなで協働し患者さんの生活を支えていきたいと取り組んでいます。 ケアサポートは、特定分野におけるスペシャリストが入院、外来を通して患者さんに専門的ケアの提供を行っています。現在は、皮膚排泄ケア認定看護師、摂食・嚥下障害看護認定看護師、糖尿病看護特定認定看護師が所属しています。 総合相談は、病気に対する質問や入院生活を含めた生活上の不安など、様々な相談に対応しています。担当者がお話をうかがい、内容に応じた職種につなぐことで相談者の不安の軽減や解消につながるよう支援しています。また、救急病棟や集中治療室に入院した重症患者さんの病状説明に同席し、患者さんやご家族の不安を和らげ、医療者の説明を理解できるよう関わり、意思決定を支援しています。 |
緩和ケアセンター | 緩和ケアセンターについては専用ページをご覧ください。 |
手術室 | 手術室は16室あります。一般手術室のほかにMRI併設手術室1室、バイオクリーンルーム、デイサージャリーを完備し、年間7000件を超える手術を行っています。高度化した術式や緊急性の高い手術が年々増加してきており、24時間対応できるよう体制を整えています。 手術を受ける患者さんが安全に安心して手術がうけられるよう、スタッフ全員が日々努力し、がんばっています。患者さんの不安や緊張を少しでも和らげることができるよう、術前訪問を行い、手術中は円滑に手術が行われるように医師・看護師・コメディカルとチーム医療で取り組んでいます。 |
ICU/CCU・ HCU |
ICU/CCU・HCU病棟はICU/CCU8床、HCU8床の全室個室管理の病棟です。ICU/CCUは2:1、HCUは4:1の看護体制となっています。心臓、脳、消化器などの侵襲的手術を受けられた患者さんや、心不全や呼吸不全、腎不全の内科系重症患者さん、敗血症や多臓器不全など全身管理が必要な患者さんが入室しています。他に外傷患者さんなどの救急患者の受け入れもしています。また、入室している患者さんにはいくつもの医療機器が使用され、多数のデバイスが挿入されていることもあり、看護師だけでなく医師はもちろん多職種と協働しケアを行っています。
そして、患者さんの病態変化(身体的・精神的・社会的)を捉え、超急性期より早期退院へ向けて日々カンファレンスを行い、急性期からリハビリを実施し質の高いケアが提供できるように取り組んでいます。 |
血液浄化センター | 血液浄化センターは医師、看護師、臨床工学技士、ナースエイドが協働して患者さんの透析治療を行っています。透析治療は、血液透析、腹膜透析、特殊血液浄化療法などがあります。外来・入院合わせて、1日に約35名~40名の患者さんの血液透析を行っています。透析療法は、治療中の管理と共に、患者さんの日常生活でのシャント管理や食事療法、水分管理等が重要となるので、患者さんとコミュニケーションを図りながら、栄養士による栄養指導や看護師によるシャント管理指導を実施しています。腹膜透析の管理では、月1回、20名程の患者さんの診察を行っています。その他、保存期の患者さんに、今後の透析治療をどのように行うかを相談する療法選択指導も積極的に行っています。 個々の患者さんの生活状況や思いに沿った治療選択ができるように、患者さん、ご家族と時間をかけて話し合っています。患者さんが安心して透析治療を受けられるように、スタッフ同士、スタッフと患者さんのコミュニケーションを大切にしています。 |