1)赤十字の理念である「人道」に基づいた実践ができる能力
2)地域の中核病院として対象に応じた最善の医療を提供できる能力
①専門分野の知識・技術の向上
②組織及び業務管理能力の向上
3)自ら変革を推進し、成長と進化を継続できる能力
赤十字の理念の中核である「人道」に基づき、人々の生命と尊厳を守ることが山田赤十字
病院の医療の原点であり、患者・家族を徹底支援すること、国内外を問わず災害時の救護
活動を実践することが伊勢赤十字病院の使命です。
また、地域のヘルスケアニーズに対応できるコーディネイト機能をもった病院としての使命も
持っています。保健医療福祉の各業務は専門性が強く求められ、各分野独自に専門性を
深く追求していくことが重要です。そして、各分野が協働し連携を持ち、それぞれの職種が
方向性を共有しながら、チームとしてその専門性を十分発揮できるチーム力、組織力が求
められます。
さらに伊勢赤十字病院職員個々の成長と進化が組織の目的を達成する原動力となります。
これらのことより、上記の3点を伊勢赤十字病院の職員に求められる能力とし、このような
人材を育成していくことを目指しています。
伊勢赤十字病院では、”職員に求められる3つの能力”を基盤としたコンピテンシー
の育成を目指しています。”職員に求められる3つの能力”を基にSTEP1~5に区分
した「伊勢赤十字病院職員のコンピテンシー育成の指標」を作成し、さらに管理職に
おいては「管理職におけるコンピテンシー育成の指標」を示しています。