部門紹介　医療技術部臨床心理課｜日本赤十字社伊勢赤十字病院

常勤スタッフ５名（全員が公認心理師・臨床心理士有資格者令和元年５月現在）で構成されています。心理学に基づいた知識や技術を応用し、こころの問題に対する援助の専門職として活動しています。
当院での主な業務は、精神科外来における心理検査・カウンセリングと、チーム医療の一員として入院中の患者さまおよびご家族の心理的・精神的な側面に対するサポートを重点的に行っております（下記業務内容参照）。

精神科外来		初診の際の問診や、心理検査※（知能検査、性格検査、認知機能検査等）、心理療法※（カウンセリング）を行っています。 ※主治医の依頼が必要となります。
多職種チーム活動	精神科リエゾンチーム	精神科リエゾンチームの一員として、身体疾患治療中で精神的なケアを必要とされている方や、精神疾患治療中の方が身体疾患の入院治療が必要になった際のサポートを行っています。
	がん・緩和ケア領域	がんサポートチームの一員として、入院中、通院中のがん患者さま、およびそのご家族の心理的支援を担当しています。必要な方は診断・治療開始直後からサポートを行っています。
	造血細胞移植領域	移植を受けられる血液内科の患者さまの、心理的サポートを行っています。
	周産期・小児領域	周産期のお母さまをはじめとしたご家族の心理的サポートを行っています。また産後うつのスクリーニング・早期からの支援を目指し産婦人科と連携を行っています。小児科外来ではお子さまの発達検査、発達評価を行っています
	糖尿病領域	糖尿病教育入院をされる患者さまに対し、面接・心理検査を行い、心理状態の把握やその方にあった療養方法をご提案しています。
	循環器領域	心不全チームの一員として、入院中の患者さまおよびご家族の心理的サポートを行っています。
災害救護活動		東日本大震災および熊本地震、平成30年７月豪雨では、日本赤十字社こころのケア要員として現地で救護活動を行いました。