血液浄化センターで行われる血液浄化療法を担当しています。
血液浄化センターでは外来患者及び入院患者さんの血液透析を中心に行っています。
月曜から土曜まで毎日2クール(朝、昼8:30~19:00)を行っています。
血液透析以外にも色々な病気に対する血液浄化療法を担当しております。
対応している血液浄化法
白血球除去療法(LCAP,GCAP)
血液を白血球除去カラムに流し、血液中の白血球を除去することにより
下記の病気の治療に当たります対象:潰瘍性大腸炎、クローン病、関節リウマチ等
血漿交換療法(PE、PP、LDL-A)
血液は赤血球や白血球などの血球成分と血漿と言われる水分に分けることが出来ます
専用の分離器に血液を流し血球と血漿に分離して、血漿を入れ換えたり、分離した血漿を特殊な吸着器に流し特定の成分のみを吸着して体に返す療法です。
対象:神経疾患(重症筋無力症、ギランバレー症候群、多発性硬化症など)
皮膚疾患(天疱瘡、類天疱瘡、中毒性皮膚壊死症、スティーブン・ジョンソン症候群など)
腎疾患(巣状糸球体硬化症など)
肝疾患(術後肝不全、急性肝不全、劇症肝炎など)
血液疾患(多発性骨髄腫、血栓性血小板減少性紫斑病、溶血性尿毒症症候群など)
循環器疾患(閉塞性動脈硬化症ASO、家族性高コレステロール血症など)
リウマチ・膠原病(悪性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、川崎病など)
薬物中毒など
腹水濾過濃縮再静注法(CART)
腹水濾過濃縮再静注法はお腹や胸に溜まった水分(腹水、胸水)を取り出し濾過、濃縮して体に返す療法です。
対象:難治性腹水(胸水)