伊勢赤十字病院は厚生労働省より、医療機関別包括評価（ＤＰＣ）の対象病院に認可されました。
このため、入院医療費の計算方法がこれまでと大きく変更となりますので、ご理解の程お願いいたします。
入院医療費は、「包括評価（ＤＰＣ）」方式により計算します。
「包括評価（ＤＰＣ）方式」とは、傷病ごとに一日当たりの入院医療費が設定されています。
この入院医療費の中には、投薬・注射・検査・レントゲン・入院基本料等の費用（一部除く）を含んでいます。また、患者さんの傷病名や治療内容等により従来の計算方法（出来高 計算）の場合もあります。

伊勢赤十字病院長

Ｑ1 全入院患者がこの対象になるのですか？
　すべての入院が適用されるのではなく、患者さんの傷病名・手術・処置等の内容により、従来の
「出来高払い方式」で医療費を計算する場合があります。
この他、高度先進医療・労災・自賠責・自費診療等は、「出来高払い方式」での計算となります。
（一部例外となる場合もあります。）

Ｑ2 ＤＰＣになると医療費は高くなりますか？
　患者さんの傷病名及び診療内容・入院日数等により、1日当たりの医療費が決まるため、従来の
計算と比べて、高くなる場合もあれば、安くなる場合もあります。

Ｑ3 高額医療費の扱いはどうなりますか？
高額医療費制度の取り扱いはこれまでと変わりません。

Ｑ4 医療費の支払い方法はどうなりますか？
請求書の発行は今まで通り、退院時または、月1回となります。
患者さんの保険医療にかかる一部負担金の支払い方法は、変わりません。ただし、入院後、病
状の経過や治療内容により、傷病名が変更になった場合には、請求額が変動することとなるため、
退院時等に前月までの支払額との過不足を調整させていただく場合がありますので、あらかじめ
ご了承ください。

Ｑ5 食事の料金も包括になりますか？
食事の料金は従来どおりの金額を負担していただきます。

※ 外来患者さんの計算については従来どおりの「出来高払い方式」となります。

伊勢赤十字病院