職場復帰プログラム 脳神経内科
専門医取得前プログラム
時間外労働が難しい場合のプログラム
一般目標
ワークライフバランスをとりながら神経内科医として勤務を継続していくために、自分のペースを守ることができ、最新の医療を含めた知識と必要な診療技術を習得し、神経内科専門医としての全般的な診療を行えるようになる。
具体的な目標
1)自分が今後進んでいくキャリアパスが想定できる。
2)神経内科領域における基本的な処置が行える。
3)救急外来が一人で対応できるようになる。
4)SCUにおける急変に対応できる。
5)専門医取得に必要な疾患を経験できる。
6)適切なプレゼンテーションができる。
7)最新の情報を検索できるようになる。
8)必要なタイミングで人に相談できる。
9)自身の体調管理が行える。
具体的な方法
1)復帰プログラム前に面談をおこない、可能な勤務体制を確認し、個々に対応できるプログラムを作成する。(復帰前)
2)日勤帯の救急外来の対応をおこなう。
3)入院患者を担当する。
4)専門外来を担当する。
5)筋電図検査を担当する。
6)SCU業務を行う。
7)学会発表を行う。
8)論文を作成する。
9)総合内科専門医を取得する。
10)神経内科専門医試験を受ける。
評価
1)3か月に1回面談し確認する。
2)観察記録
3)カンファレンス
4)勉強会
5)学会発表
6)論文投稿
7)総合内科・神経内科専門医研修手帳チェック
8)指定症例のレポートチェック
9)総合内科専門医試験
10)神経内科専門医試験
専門医取得後プログラム
時間外労働が難しい場合のプログラム
一般目標
ワークライフバランスをとりながら専門性を活かした診療をおこない地域に貢献していくために、自分のペースを守ることができ、専門性的な分野の知識と診療技術を習得し、地域医療にも関わることができるようになる。
具体的な目標
1)自分が今後進んでいくキャリアパスが想定できる。
2)研修指導ができる。
3)外来で慢性疾患の診療ができる。
4)神経救急・脳血管障害急性期の対応ができる。
5)神経難病に対する多職種への指導ができる。
6)学会発表を1回/年は行える。
7)専門分野の診療ができるようになる。
8)必要なタイミングで人に相談できる。
9)自身の体調管理が行える。
具体的な方法
1)復帰プログラム前に面談をおこない、可能な勤務体制を確認し、個々に対応できるプログラムを作成する。
2)指導医認定を受ける。
3)研修医とペアになり診療を行う。
4)担当した慢性疾患患者の外来診療を行う。
5)在宅支援が必要である患者の退院までの計画をたてる。
6)学会発表を行う。
7)論文を作成する。
8)大学院・学位研究を行う。
9)さらに習得したい専門医認定試験を受ける。
10)3か月に1回面談を受ける。
評価
1)3か月に1回面談し確認する。
2)観察記録
3)カンファレンス
4)勉強会
5)学会発表
6)論文投稿
7)習得したい分野の専門医試験
☆特に育児中にワークライフバランスをとりながら
仕事を継続していくためのプログラムのポイント
1)時短制度の活用や働き方について相談し、仕事量に見合った給与にする。
2)各個人にあわせたプログラムを作成する。時間外勤務をするかどうかも相談する。
3)支える側の業務軽減のため、支えられる側として最低1~2回/月の当直勤務はできる限り参加する。
4)キャリアパスを意識させる。
5)周囲の理解
6)最終的に専門性をもった診療ができるようになる。
7)総合内科専門医、神経内科専門医の取得
最終更新:令和5年9月