【セカンドオピニオンをご存知ですか?】

 セカンド・オピニオンとは、直訳すれば第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見を聞くことをいいます。すなわち、痛気の理解を深めるために主治医以外の意見を聞いて病気についての情報を収集することです。
 これにより、診断や治療方針に対する確認ができます。また主治医の示す治療法以外の治療法などが得られることもあります。最近では、セカンドオピニオン外来を設置し、皆様の要望に応える病院が増えてきました。
 当院でも5月から「セカンドオピニオン外来」を始めました。当院の専門医が主に“がん”について患者さんの主治医からの情報等をもとに診断内容や治療法等に関して助言を行うことを目的とする外来です。

 セカンドオピニオン外来では検査や治療は行いませんので、患者さんの主治医からの診療情報提供書が必要となります。意見をもとめられた医師は、これまでの治療経過や症状の推移などあるいは検査所見などを把握しないと適切な助言をすることが難しいからです。

 また、当院での検査や治療をご希望の場合はセカンドオピニオン外来の対象とはなりませんので、一般外来を受診してください。また、当院受診中の方(あるいは患者さん)で他院でのセカンドオピニオンを希望される方は気軽に主治医にお申し出下さい。

 なお、セカンドオピニオン外来は完全予約制です。相談希望の方は、事前にお申し込みが必要となります。

1.セカンドオピニオン外来の対象となる疾患
  各種がん
 (詳細は窓口で問い合わせ下さい)

2.セカンドオピニオン外来の対象となる方
 患者さんご本人の相談を原則とします。 (やむを得ぬ事情により患者さんご本人が来院できない場合は、ご家族も対象としますが、ご家族のみの場合は同意書が必要です。)

3.セカンドオピニオン外来の担当医

 お申し込みの相談内容について相談の可否の決定と、相談を担当する医師を決定いたします。

4.セカンドオピニオンをお受けできない場合
 ●主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争に関する相談
 ●医療費の内容、医療給付に関わる相談
 ●主治医が了解していない場合
 ●当院から指定された相談に必要な資料
  (診療情報提供書・検査データ・レントゲンフイルムなど)をお持ちでない場合

5.セカンドオピニオン外来の相談日
 完全予約制です。事前に相談に必要な資料(左記)をご提出していただき、検討させていただきます。 担当医師と調整し、予約日時をご連絡いたします。

6.セカンドオピニオン外来の相談時間
 相談時間は、原則60分までとさせて頂きます。

7.セカンドオピニオン外来の費用
 10,500円です。(消費税込み)
 ※詳細については地域医療連携課まで問い合わせください。
セカンドオピニオン外来を始めました

院内がん登録委員会