人間ドック・脳ドック・PET-CT検診はいずれも事前予約が必要です。
①当院に直接お越しになるか、電話にてご予約を承ります。
その際、人間ドックについてはオプション検査のご希望があればお申し出下さい。
また、胃検査にて胃カメラを希望される方も併せてお申し出下さい。
②受診予定日より約1ヶ月前に、問診表等郵送致します。
③受診日当日は、午前8時15日分頃までにはお越し下さい。
④人間ドック成績表・PET-CT検診結果表については、受診日より約2週間から3週間後に郵送致します。
脳ドック結果については、受検日より約3週間後にお越し頂いて専門医から直接説明致します。
TEL 0596‐65‐5021(健診センター 直通)9時~16時
FAX 0596‐65‐5346(健診センター 直通)
人間ドックの主な目的は、総合的な健康診断と生活習慣病の早期発見にあります。すでにご病気の方、あるいはその疑いのある方は、地域の医療機関を受診して下さい。
毎週火曜日~金曜日で実施しています。(半日)
検査項目 | |
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診察指導 | 内科診察、総合指導、血圧測定、身体計測〔身長、体重、BMI(肥満度)、腹囲、体組成検査 |
視機能 | 視力検査、眼底検査(写真) |
耳機能 | 聴力検査 |
呼吸器系 | 胸部デジタルX線検査、肺機能検査 |
消化器系 | 食道・胃・十二指腸デジタルX線検査、便潜血(免疫法・2回法) |
腎臓系 | 検尿(一般・沈渣)、尿素窒素、クレアチニン、尿酸 |
血液系 | 赤血球、白血球、血色素、血液像、血小板、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血液型(初回のみ)、赤沈 |
肝・胆道系 | TP、アルブミン、A/G比、総ビリルビン、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTP、コリンエステラーゼ、ALP、腹部エコー |
膵臓系 | アミラーゼ(血・尿) |
糖尿病系 | 尿糖、空腹時血糖、HbA1c |
循環器系 | 心電図、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール |
感染症系、膠原病系 (免疫系) |
B型肝炎、C型肝炎、梅毒検査(TPHA・RPR)、CRP、RA、ASO |
その他 | 甲状腺エコー、Ca |
前立腺がん検査 (※男性コースのみ) |
PSA(血液検査) |
乳がん検査 (※女性コースのみ) |
マンモグラフィー(2方向)※視触診無し |
子宮頸がん検査 (※女性コースのみ) |
内診、頸部細胞診検査、経膣超音波検査 |
人間ドックは、首から下の病気(がん、心臓病、その他の内臓疾患、生活習慣病等)を発見する健診ですが、脳ドックは、脳卒中等の血管疾患や脳腫瘍及び認知症の発見などを行う検査です。
脳ドックは以前は脳動脈瘤を見つけることが主な目的でしたが、その後さらに進んで、脳腫瘍や認知症の早期発見及び脳梗塞を予防するための心電図検査や頸動脈エコー(動脈硬化の程度を見る)の検査も合せて行われています。
脳は身体全体に指示を出している司令塔のようなものです。そのため脳梗塞や脳出血といった疾患で脳がダメージを受けると、生命が脅かされるだけでなく、仮に一命をとりとめても、後遺症で苦しむ方も少なくありません。
特に、脳卒中を患ったご家族をお持ちの方は、脳ドックでクモ膜下出血や脳梗塞等の原因となる「脳動脈瘤」や「動脈硬化」等がないかを調べておかれるといいと思われます。
また不整脈や高血圧、高脂血症、糖尿病などの疾患をお持ちの方は、脳卒中のリスクが高いと言われています。そこで、脳疾患の予兆をいち早く発見し、病気を未然に防ぐために、一度脳ドックを受けられることをお勧めします。
脳ドックで見つけやすい疾患
・無症候性脳梗塞
・未破裂脳動脈瘤 ・脳腫瘍 ・脳萎縮 ・脳血管の狭窄・閉塞など |
脳疾患の専門医が脳ドックの結果の判定を行い、直接結果を説明致します。
当院ではMRI撮影(磁気共鳴コンピューター断層撮影)を用いて、脳ドック検査を行っています。
症状の少ない小さな脳梗塞や大きな脳動脈瘤、認知症の早期発見などが、簡単な検査でできます。
検査料金 | 55,000円(税込) |
検査実施日 | 毎週火・水曜日(午前)※事前に予約が必要です |
結果説明日 | 受診日より3週間後(午後)医師より説明致します |
検査項目 | 検索内容 | |
頭部MRⅠ | 脳の繊細な断面画像で病変部を発見する検査です。 |
脳梗塞 脳動脈瘤 脳微小梗塞 脳腫瘍などの検査 |
頭部・頸部MRA | 脳の血管を画像化し、血液障害の診断に有効な検査です。 | |
頸動脈エコー | 首の横側を走る頸動脈を超音波で画像化し、頸動脈での血管の変化や動脈硬化の進行状況を調べる検査です。 | |
心電図 | 脳卒中に関係する虚血性変化や不整脈などの有無を調べます。 | |
高次脳機能検査 | 認知症発見のために、MRI画像上の脳萎縮の有無や、言語療法士による認知症の検査を行います。 | |
血液検査 |
脳卒中予防のため介入可能な疾患を検出する検査 (糖尿病・高血圧・高脂血症等の危険因子) |
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検尿検査 | ||
結果説明 | 脳疾患の専門医が脳ドックの結果の判定を行い、結果を説明致します。 |
● もの忘れドックコースについて
従来の脳ドック(血管ドック)に加え、認知症の早期発見を目的として、「もの忘れドック」を行っています。
検査料金 | 57,200円(税込) |
検査実施日 | 毎週火曜日(午前)※事前の予約が必要です。 |
結果説明日 | 受診日より3週間後(午後)医師より説明致します。 |
検査項目 | 検索内容 | |
頭部MRI | 脳の繊細な断面画像(VSRAD診断)で、脳の萎縮による認知症をより正確に診断する検査です。 | |
高次脳機能検査 | 認知症発見のために、言語療法士によるより細やかな検査を行います。従来の脳ドックの検査より詳しい検査を行います。 | |
頸動脈エコー | 首の横側を走る頸動脈を超音波で画像化し、頸動脈での血管の変化や動脈硬化の進行状況を調べる検査です。 | |
心電図 | 脳卒中に関係する虚血性変化や不整脈などの有無を調べます。 | |
血液検査 | 認知症のより正確な診断のために、従来の血液項目に追加して、甲状腺や、ビタミンの血液検査を行います。 | |
検尿検査 | ||
結果説明 | 脳神経内科の認知症専門の医師が、もの忘れドックの判定を行い、結果を説明致します。 |
からだを構成している細胞は、生きていくためのエネルギー源として「ブドウ糖」を必要としています。がんなどの悪性腫瘍は正常な細胞よりも増殖が盛んに行われるため、3倍~8倍のブドウ糖を必要とします。PET検査では、このようながん細胞の性質に着目して、がんを発見する診断法です。
毎週火曜日~金曜日で実施しています。(半日)
検査項目 | PET-CT検診 |
(令和6年4月1日から一部改定)
種別 | 料金(税込) | |
人間ドック | 基本コース | 45,100円 |
男性コース | 48,070円 | |
女性コース | 60,830円 | |
脳ドック | 55,000円 | |
もの忘れドック | 57,000円 | |
PET-CT検診 | 93,500円 |
※男性コースには前立腺がん検査(PSA)を含みます。
※女性コースには乳がん・子宮頸がん検査を含みます。
※胃カメラ希望の方は別途、胃部X線差額追加料金として2,750円(税込)をご負担頂きます。
(令和6年4月1日から一部改定)
検査項目 | 検査内容 | 料金(税込) |
胃カメラ | (差額追加料金) | 2,750円 |
胃カメラ (ピロリ菌検査を含む) |
(差額追加料金)血液採取 | 4,400円 |
眼圧検査 | 900円 | |
前立腺がん検査 | (PSA)血液採取 | 3,010円 |
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乳がん検査 | マンモグラフィー(2方向) ※視触診無し |
6,180円 |
乳腺エコー | 乳腺エコー | 3,850円 |
子宮頸がん検査 | 内診、頸部細胞診検査 経膣超音波検査 |
9,570円 |
胃または十二指腸の手術をされた方は、胃バリウム検査より胃カメラの方が望ましいと思われますので、希望される方は受診日の2週間前までには当健診センターへ必ず変更の申し出をご連絡下さい。(差額追加料金が別途必要となります。)
(ご予約・お問い合わせ先)
伊勢赤十字病院 健診センター
TEL 0596‐65‐5021(直通)
10時~16時(土日・祝日は除く)