携帯電話の使用にご理解を

 これまで院内にて緊急時等の連絡に使用していましたポケットベルが3月31日のサービス終了に伴い使用できなくなりました。それに代わって職員が携帯電話を使用しています。
 患者さんの急変などに少しでも早く対応するために、一般用の携帯電話とは区別して使用しておりますのでご理解をお願いします。

 糖尿病があっても会席料理に参加OK 1食650kcalのフルコース

 当院で糖尿病の患者さんとスタッフでつ〈るやまだ糖友会が発足されてから10周年を迎えようとしています。
 そして糖友会の会食がはじまって5年目となりました。私達が栄養指導をしていていつも患者さんから聞いていた言葉が「もう旅行にもいけないし会食もできない」でした。
 そこで、年1回でもいいから楽しんでいただけたら、又、内容を覚えていただき旅行先で活用していただけたらと思い、会食をはじめました。病院に集合し現地まで.バスで行き温泉に入ったり海辺を散策したり、食事を始めます。その時にはホテルの料理長からお料理についてのお話等も聞けますし、会員同士色々と話し合ったりと楽しいひと時をすごしていただいています。
 お料理は料理長が献立作成し、管理栄養士がバランスの配分や栄養計算をして1食650kcal程度にして、ビールかお菓子を選んで頂きます。ちなみに普通の会席料理ですと1000kcal近<あります。会員の方からは誕生会や結婚記念日にこのホテルにお願いして、楽し<食事をさせていただいていますとの声もいただいています。興味のおありになる方はやまだ糖友会にお問い合わせ〈ださい。

◆◆◆昨年のお料理の内容は・・・◆◆◆

 御品書き 
●食前酒 苺サワー  ●先付け 南京素麺 えび進上 叩きお<ら  ●刺身  伊勢えび すずき 桧扇貝
●煮物椀 すっぼん玉蒸し  ●様皿 黒鯛ポシェ 黒鯛 あわび キャビア  ●箸休め いたどり白和え
●焼き物 いんげん豆牛肉巻き  ●温物 地穴子柳川鍋  ●留肴 薪キャベツ博多押しキャベツサーモン
●御飯物 あさり貝釜飯  ●汁物 伊勢海老味噌汁  ●香の物  ●果物

 食べ終わった時には、みなさん満足の笑顔がこぼれていました。

Q・・・ 血糖値が高く、食事療法が必要と言われましたが、制限が多くて長続きしません。気分まで滅入ってしまいます。
A・・・ 適切なカロリーとバランスを守れば、食べていけないものはありません。制限食というよりむしろ理想的な健康食と考えてみませんか。ボリュームを海草やこんにゃくなどで補ったり、甘味料を工夫することで、おいしく食べることが出来ます。また、単品ではなく、定食を選ぶなどのちょっとした工夫で外食を取り入れることも可能です。当院の栄養課では、個人栄養指導を行っています。食事に関する悩みに答えたり、個人の生活スタイルに合わせた食事療法のアドバイスを行っています。ご相談の申し込みは、各科外来や病棟窓口で受け付けていますので、ぜひどうぞ。